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今治市火葬場 すいふう苑

瀬戸内の光と水の原風景を原点に

今治市火葬場 すいふう苑
瀬戸内の光と水の原風景を原点に

●周囲の自然を取り込んだ開かれた斎場

生活の場から離され、周囲に対して閉じられた敷地環境の中で、できる限り火葬場をひらき、この地の自然を織り込みました。従来の火葬場のプロトタイプとは異なる、新たな火葬場の姿を模索しています。

●光と水による「2つの境界」

光と水はこの地で過ごした方々の原風景であり、誇りです。建築のテーマは、光と水による「2つの境界」を視覚化し、この場所独自のお別れのための道のり空間(火葬場)を計画することにありました。

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悲しみを和らげる開放感と印象深い空間構成

今治市火葬場 すいふう苑
境界を意識させる伸びやかな庇

●境界を意識させる伸びやかな庇

敷地は市街の後背地となる丘のほぼ頂部に位置し、窪地を造成した静かな場所にあります。空と緑の中、炉棟をバックに伸びやかな庇をもつ火葬場が遺族を迎えます。奥行きと幅を与えられた『庇』は車寄せとエントランスを包含し、浮遊感と緊張感の中、生と死の境界を意識させます。

境界を意識させる伸びやかな庇
丘の一部をイメージした炉棟丘の一部をイメージした炉棟丘の一部をイメージした炉棟
陰影に満ちた内部空間

●陰影に満ちた内部空間

内部空間は風の気配とともに、光と影の陰影で満たされます。
水盤の照り返し、丘の緑、稜線に落ちる夕日。
明るくも静かな空間の中、丘の自然が浮かび上がり、故人と過ごした時間を静かに想い起こすことができます。

陰影に満ちた内部空間
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設計者からの一言

今治市火葬場 すいふう苑
設計者からの一言
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中空に漂うエントランスの庇

今治市火葬場 すいふう苑

内部幅6m、外部7mの片持ちの巨大な庇は、あたかもガラスが支えているような無重力感を漂わせています。
この庇を支えるのは6.2mピッチで設けられた直径100mmの無垢の鉄骨丸柱です。
7mの片持ち梁は2m感覚で配置され、断面は付け根でH-300×300mm、先端で100mmにまで絞られています。

中空に漂うエントランスの庇
中空に漂うエントランスの庇
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撮影者:エスエス大阪
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