会社案内

代表挨拶

ますます拡張するウェブ・グローバル社会、少子高齢化により縮小する社会の相反する社会動向と、日々変化する社会情勢に対し設計組織に問いかけられている課題は多様です。

設計組織は、その多様さに応えるため、複雑な社会動向を読み解いて課題を見出し、クライアントのご要望を基に仮説をたて、検証し、現実化していく過程が不可欠です。
しかしながら、現在の社会状況においては、さらなる一歩が必要とされると、私たちは考えます。すなわち、いまの社会の中に隠れている課題や、将来的に見いだされるはずの問題などを見極め、社会に問いかけるという「課題設定力」が求められているのです。
そのためには、優れた個人の能力だけではなく、そうした個人が混ざり合い、互いにぶつかり合う場が不可欠です。なぜならば、能力のぶつかり合いによってこそ、問題点が明確になり、新たな発想が生み出されるからです。私たちはそうした混ざり合い=クロスブリードが起こる場が組織のあり方だと考えます。

私たち佐藤総合計画は、テーマに沿って最適なチーム編成を行いながら、個と組織の力を結集し、建築、都市、環境を巡る様々な問題に挑んでいく力を常に育成しています。

創設者・佐藤武夫は「建築はもともと万人のものである」という言葉を残しました。建築は、常に社会に属する公共的な性格を持つものであるということを佐藤は述べています。すなわち、建築はいわば社会のインフラである、ということなのです。

さらには、私たちは、デジタル化が進む社会の中で、アナログだけでもない、デジタルだけでもない、新たなものの見方を身に着けつつある初めての世代です。そうした見方により、自然をデジタル・アナログの両面から立体的に見ることができるようになっています。こうしたものの見方の変化は、考え方の進化にもつながるでしょう。人間同士のコミュニティのあり方も大きく変わっていくことが予測されます。
ではこうした事態の中にあって、社会インフラとしての建築を建築設計者はどのように考えていくべきなのか。

私たち佐藤総合計画は、こうした命題に取り組み、現代という時代の複雑さの中からテーマを導き出し、「豊かな人間のための環境」を追求します。そうした環境の実現こそが、私たちが目指す、社会への貢献につながっていくと確信しています。

代表取締役社長