プロジェクト紹介

杉並公会堂

光があふれ、風を感じる―コミュニティー密着型ホール

PFI による施設と運営が一体化した公会堂の実現

30年にわたる運営を含むPFIによる公会堂の建て替えプロジェクトです。PFIの特長を活かし、施工・維持管理・運営が一体化した、質の高い公会堂が実現できました。

見る場から演ずる場へ、多様な芸術活動の場へ

劇場のあり方も、単なる鑑賞の場から自ら演ずる場へと変化してきています。多様な芸術活動の受け皿として、高機能で可変性の高いホール、練習室を備えています。

日本フィルハーモニー交響楽団のホームとして

日本フィルハーモニー交響楽団のホームとなることから、演奏者との細やかな打ち合わせにより、演奏しやすいステージや高品質な音環境が具現化されました。

3つの要素を骨格とした杉並公会堂の建築プログラム

杉並公会堂

新たな街の常夜灯

ホワイエの外壁は、柔らかな半透明の皮膜で覆い、「かつてあった常夜灯」のような暖かみのあるイメージを醸し出しています。
内部空間は外光に包まれ明るく落ち着いたパブリックスペースとしています。

杉並公会堂

芸術の余韻を楽しむカフェと光の中庭

「ちょっと立ち寄っても楽しめる」街と一体化したカフェ。それと連続した、施設の内部に抱く光と風を感じる光の中庭が、外部の都市環境と切り離されたオアシスのような「内側の世界」を演出します。

杉並公会堂

響きのよい大ホール、マルチ対応の小ホール

大ホールは、クラシック音楽を主目的とした、生音を中心とした楽器の響きに最適な室内音響性能を確保しています。小ホールは、演劇利用を主体とし、音楽発表等の多様な催しに対応し、平土間から段床迫により舞台を形成します。
また、グランサロンは日本フィルの練習場として、大ホール舞台と同等の空間ボリュームと室内音響性能を確保しています。

設計者からの一言

杉並公会堂

住環境に面したホールとして、プロフィリットガラスによる半透明の構成は、内部の活動を影絵のように都市空間に表出し、やわらかに差し込む光は非日常空間としてホールホワイエを演出しています。

杉並公会堂

この建物の見所は、光の中庭に設置したアート。豊久将三さんに製作をお願いしました。様々な色彩のダイクロイックミラーと蛍のように点滅するLEDが芸術鑑賞の余韻を演出してくれています。

利用者からの一言

杉並公会堂

当ホールの音響性能の見事さは、多くの一流アーティストからも絶賛をいただくなど、折り紙つき。 フランチャイズ・オーケストラである日本フィルハーモニー交響楽団と固い絆で結ばれた、日本を代表する指揮者小林研一郎氏からは
「およそ今までのホールに見られなかったまったく死角のない素晴らしい響きだ。指揮者として感動を覚える」
とまで高い評価をいただくほどです。
小林 研一郎 氏

杉並公会堂の詳細情報

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所在地
東京都杉並区 [ map ]
規 模
4F/B2F
竣工年
2006/01
延床面積
9,846m2
構 造
SRC, RC, S
用 途
ホール
備 考
客席数 1,189席
WEB
公式サイト
受賞歴
2010年 公共建築賞 優秀賞
撮影者:
クドウフォト, 小林研二写真事務所, 近代建築社