プロジェクト紹介

用途
事務所
都道府県
東京都

錦町トラッドスクエア

まちづくりの拠点となる先進テナントビル

総合設計制度の活用

小規模敷地に分割されていた街区を一体化し、東京都総合設計制度を利用して事務所・共同住宅・店舗等の複合用途ビルとしたプロジェクトです。先進的なテナントビルを目指すことに加え、神田錦町の街づくりにいかに貢献できるかをもう一つのテーマとして設計を進めました。

先進仕様のオフィスとハイグレードな住宅

オフィスは240坪の自由度の高い整形無柱空間で、簡易エアフローやグラデーションブラインド等の採用により先進的なワークプレイスとしました。賃貸住宅はハイグレードな仕様に加え、梁型の出ないフラット天井にすることで、シンプルで快適な居住空間とし、将来の間仕切変更も容易な仕様です。

環境配慮とBCPへの取り組み

Low-Eガラス・自然換気装置などを組み込んだカーテンウォールで空調負荷を低減、さらにBEMSにより、設備全体の省エネ化やエネルギー消費量のテナントへの「見える化」なども実施できるようにしています。BCPへの取り組みとして、2系統受電、72時間運転可能な非常用発電機などにより、一定期間の業務継続を可能としました。

歴史をつなぐ、街をつなぐ

錦町トラッドスクエア

錦町らしさを感じる外装デザイン

古き良き江戸文化を連想させる「すだれ」、あるいは書店街の「重ねた紙」をモチーフに、水平リブを強調する外観としました。幾重にも重なるアルミ製のリブは、陰影の変化により様々な表情をファサードに与えています。このリブは、オフィスへの自然換気や給排気のスリットとしての機能も併せ持っています。

錦町トラッドスクエア

「錦」をモチーフにした内装デザイン

オフィス1階EVホールは紙の白さ、基準階EVホールは紙の温かさ、住宅共用部には武家屋敷の落ち着きなど、随所に街の歴史や伝統を感じさせる「錦」をモチーフとしたエレメントをインテリアデザインに取り入れました。

錦町トラッドスクエア

まちづくりに貢献するランドスケープ

総合設計による公開空地にはベンチや池を配置し、エントランスホールには緑の並木道と呼応しながら、行き交う人々を映し出すグリーンウォールを設け、人と街の接点となる屋外空間としてデザインしています。

設計者からの一言

錦町トラッドスクエア

材料選定、ディテール、仕上品質にこだわりながら、錦を感じられるデザインをいたるところにちりばめました。無国籍なデザインになりがちなオフィスにおいてもこの街の歴史や伝統を感じてくれることを願っています。

錦町トラッドスクエアの特徴

錦町トラッドスクエア

錦鯉の泳ぐビオトープ、季節ごとに表情を変える植物に加え、野鳥が好む食餌植物を積極的に採用し、皇居と上野公園を結ぶ「みどりのネットワーク」の拠点になることも目指しています。

錦町トラッドスクエアの詳細情報

GoogleMap
所在地
東京都千代田区 [ map ]
規 模
16F/B1F
竣工年
2013/03
延床面積
18,373m2
構 造
SRC, RC, S
用 途
オフィスビル
撮影者:
エスエス東京