プロジェクト紹介

広州科学城科学技術者集合住宅

自然と呼応し、居住者に快適な生活環境を提供する集合住宅

風の道と柔らかなエッジ(境界領域)をつくり居住者の居場所をつくる

建物の内外のエッジ(境界領域)となる部分に奥行きを持たせて半外部の中間的な領域をつくり、住戸以外でも居住者に快適な居場所を提供しています。
同時にこのエッジは風が通り抜ける快適な空間ともなっています。

すべての方向に顔を見せるランドマークとなる高層棟

敷地中央に広いガーデンを確保するため、一部住戸を集約して高層棟にまとめました。中間階が太い特徴のあるシルエットで、一際存在感があります。住戸は少なくとも2方向に開口を有しており、通風と周囲を見渡せるビスタを確保しています。

2つの棟に囲まれた水と緑のコミュニティガーデンと集会所

コミュニティガーデンは水と緑があふれ、居住者がリラックスして散策できる空間となっています。中央の集会所にはコミュニティ施設としての多くの機能を持たせており、海外から移住してきた居住者の快適な生活をサポートします。

亜熱帯地方特有の気候と自然環境に適応する環境建築

広州科学城科学技術者集合住宅

風の通り道となる緑化テラスとピロティ

住戸ユニット間は積層した緑化テラスとしており、緑が内と外から感じられるパブリックな空間です。1階のピロティはランドスケープの緑も入り込むオープンスペースであり、風が通り抜け、陽射しと雨を遮る気持ちの良いスペースとなっています。

広州科学城科学技術者集合住宅

強烈な陽射しを制御する縦ルーバーと屋上緑化

住戸のバルコニーには、強烈な陽射しを制御し同時に緩やかにプライバシーを確保する縦ルーバーを設置しています。また低層棟と集会所の屋上はすべて屋上緑化を行なっており、屋内の熱負荷低減を行なっています。

広州科学城科学技術者集合住宅

水と緑のあふれるランドスケープ

敷地中央部は水と緑あふれるランドスケープとしています。南国の気候と植生にあわせた樹木を配置して木陰をつくり、水盤と敷地内に浅い水路を設けるなど、周辺温度を下げるとともに子どもたちが安全に遊べる場にもなっています。

設計者からの一言

広州科学城科学技術者集合住宅

中国では、その地域の文脈を読み解いて得たイメージを「かたち」として表現しながら、周辺環境に柔軟に適応できることが重要であると考えています。この計画でも、環境に配慮しながら快適に過ごせるよう、住戸に加えてレストランやショップのほか、図書室やスパ、ジム、屋外プールなどのコミュニティ施設も充実させました。

広州科学城科学技術者集合住宅の詳細情報

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所在地
中華人民共和国広東省広州市 [ map ]
規 模
11F/B1F
竣工年
2010/09
延床面積
105,407m2
構 造
S, RC
用 途
集合住宅
撮影者:
郭性・郭勇堅 (広東省建築設計研究院), 謝少明