虎の門病院

虎の門病院

国際色豊かな都心のランドマークを目指して

東京・虎の門地区は、中央官庁やアメリカ大使館などの各国公館、外国企業が集積する国際色豊かな地域です。
虎の門病院は、虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発計画のリーディング・プロジェクトとして、グローバル時代の国際的な医療施設を目指して建て替えが進められました。

外装には日本人の感性を表す繊細さを表現するために、縦リブを採用。色彩は江戸の粋と言われる「四十八茶百鼠」をモチーフに、リブ部分には白鼠を、ベースには江戸鼠を用いました。リブには角度がついており、見る場所によって建物が白く見えたり、落ち着いたグレーになったり、刻々と表情が変わります。再開発で生まれ変わる街並みの中で、豊かな表情を備えた病院を目指しました。

都心の限られた敷地の中に800床を超える大規模病院を実現するため、高さ99mという高層型病院として、従来にないフロア構成により機能性の向上を図っています。
1~5階はエントランスと外来部門、11階以上を病棟とし、中間の6~10階に手術部門や管理部門を配置してスタッフ動線を短縮・効率化。病棟へは9階でエレベータを乗り換えてアクセスすることでセキュリティを向上、多様化するニーズにも柔軟に対応できるようにしています。

施設概要

所在地
東京都港区
用途
病院
基本設計・
実施設計監修
佐藤総合計画
実施設計
戸田建設
構造
S、SRC、RC造(免震構造)
規模
地下3階、地上19階
延床面積
85,485.87m2
竣工
2019年3月

プロジェクトメンバー

永井 豊彦

永井 豊彦

  • 1992年入社
  • 東京第3オフィス設計室所属
  • 建築意匠:基本計画から実施設計監修・監理まで担当

永井 豊彦

  • 1992年入社
  • 東京第3オフィス設計室所属
  • 建築意匠:基本計画から実施設計監修・監理まで担当

都心型病院の最先端を目指した計画です。最近急速に変わりつつある虎ノ門地区ですが、その中でも医療施設は、都市を支える社会的なインフラとして極めて重要ですから、責任の重さをいつも感じながら設計を進めました。

吉田 一博

吉田 一博

  • 1994年入社
  • 東京第3オフィス設計室所属
  • 建築意匠:基本計画から実施設計監修・監理まで担当。

吉田 一博

  • 1994年入社
  • 東京第3オフィス設計室所属
  • 建築意匠:基本計画から実施設計監修・監理まで担当。

医療施設は都市の安心・安全を考えるうえで欠かせない存在です。いろいろな国の人が行きかい、何をするにも便利な街だからこそ医療施設ができること、すべきことは何だろうか。病院関係者の皆さんとも常に意見を交わして追求しました。

中村 淳一

中村 淳一

  • 2008年入社
  • 技術本部 構造設計室所属
  • 建築構造:基本計画から実施設計監修まで担当

中村 淳一

  • 2008年入社
  • 技術本部 構造設計室所属
  • 建築構造:基本計画から実施設計監修まで担当

現在、高層ビルでは免震構造が当たり前になってきていますが、地域の人の安心・安全の要である病院は、被災者対応など、通常のオフィスビル以上に地震への備えが必要になりますので細心の注意をもって設計を行いました。

小幡 俊行

小幡 俊行

  • 1989年入社
  • 技術本部 環境設計室所属
  • 環境・電気:基本計画から実施設計監修まで担当

小幡 俊行

  • 1989年入社
  • 技術本部 環境設計室所属
  • 環境・電気:基本計画から実施設計監修まで担当

医療施設に求められる電気設備は日進月歩で進歩しています。最新の技術を取り入れるだけでなく、将来的な展望を踏まえた提案と、進歩を受け入れることができる冗長性の高いシステム構築を目指しました。

フォト & プロジェクト詳細

基本設計・実施設計監修:佐藤総合計画
 実施設計:戸田建設