国立循環器病研究センター

健康都市の要となる施設

国立循環器病研究センター

都市のプレゼンスを向上させる仕掛けづくり

JR岸辺駅を中心としたJR吹田操車場跡地に計画された、循環器疾患の治療や研究で世界をリードするナショナルセンターの移転計画です。本センターは吹田市と摂津市が進める健康や医療の街づくり「北大阪健康医療都市(健都)」の中核施設として位置づけられており、今後は吹田市民病院などの医療機関や研究所、企業などが集積する国際的な医療クラスターが形成される予定です。

情報発信、病院、オープンイノベーションセンター、研究開発基盤センター、研究所の各ゾーンを連続的に配置し、接続部には開放的な空間を挿入して分節化し、全長270mにもおよぶ施設の視覚的な長大さを軽減しています。
とりわけ、オープンイノベーションセンターは、病院と研究所に加え、外部の産学とも開かれた連携体制を作り出すための中核となります。

病棟はオープンエンドの廊下による明るい空間としています。病室は4床室を直列式として、個室への転換が容易に行えるようにするなど、将来の成長変化にも対応しやすい計画としています。構造面では安全性に配慮して免震構造を採用、棟ごとに構造的に分離してフレキシビリティを確保しました。さらに各棟は新開発のエキスパンションジョイントで接続することで、建築的に一体となった施設を実現しています。

施設概要

所在地
大阪府吹田市
用途
研究所、病院
基本設計・
実施設計監修
佐藤総合計画
実施設計
竹中工務店、日本設計
構造
RC、S造(免震構造)
規模
地下2階、地上10階
延床面積
129,756.11m2
竣工
2019年3月

フォト & プロジェクト詳細

基本設計・実施設計監修:佐藤総合計画
 実施設計:竹中工務店、日本設計