佐藤武夫ギャラリー

作品集

岩国徴古館

佐藤武夫のことば

クラシカルな建築の中には今も脈々として生きている建築精神というものがあります。それはいつまで経っても変わるものでもないし、いつまで経っても古くなるものではないのです。創造という美しい言葉に追いまくられていたずらに異常なもの、珍奇なものに食いつくのを、私は自ら押さえたいと思っているんです。全人間的な立場から、古い建築を偏見なしに見たり学んだりしなければならない、というのが私の考えなんです。
(佐藤武夫 火燈窓 相模書房 1969年)

設計コンセプト

物資統制下の戦時中に元岩国藩主吉川家が所蔵していた美術品・郷土資料の保存・展示を目的として計画され、1945年3月に竣工し、1950年に博物館として開館した。6本の列柱による古典主義的なファサードが特徴的な外観は、溶鉱炉のくずを原料とした鉱滓ブロック板を貼ったもので仕上げられている。構造は無筋に近いコンクリート(竹筋という説もある)と煉瓦造で、展示室内部は白色の漆喰で仕上げられた柔らかいアーチ状の太い柱で構成されている。

岩国徴古館の詳細情報

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所在地
山口県岩国市 [ map ]
規 模
2F
竣工年
1945/01
延床面積
692m2
構 造
洋式煉瓦壁木造
用 途
資料館