佐藤武夫ギャラリー

作品集

城南信用金庫本店

佐藤武夫のことば

ビルディングで代表される建築技術の昨今の傾向といいますか、主として狙っているところは、ビルディングの用途、その目的とする処に対して出来るだけ機能的な、明るく心地よく事務を執り得るような環境を出来るだけ経済的に早く造り上げるということであります。建築の価値というものが、昔の多くの名建築がその外観の優れた造形性や、内部の見事な美術性といった外面的なことがらに在ったのに対して、近頃のそれは建物の持つ内面的な目的、使命、と言った方向に向いてきたのであります。社会がそれを要求もし、建築家もそういう自覚に変わってきたのであります。都市での建築の美しさは同一様式で統一するのでなく、時代の移り変わりに従って流転する生きている調和が大事なのです。
(佐藤武夫 薔薇窓 相模書房 1957年)

設計コンセプト

創立25周年を記念し顧客サービスの向上に配慮して計画された新本店である。平面形を八角形とすることにより敷地境界線と建物形状を馴染ませ、外壁の大半を耐力壁に扱い、厚い壁にうがたれた小窓を連続させることにより、堅実な企業イメージを表現した。

城南信用金庫本店の詳細情報

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所在地
東京都品川区 [ map ]
規 模
11F/B2F
竣工年
1970/01
延床面積
15,924m2
構 造
SRC
用 途
金融業施設
受賞歴
1972年 建築業協会賞